|
環境汚染の心配がないころの日本では、井戸水や水道水も、飲んでおいしいと感じることのできる、いわば「生きた水」でした。自然の浄化作用で、ミネラルや酸素を多く含むきれいな水を作りだすことができたからです。
しかし、現在の日本では、農薬や産業廃棄物、生活廃水といったさまざまな汚染源が増え、自然の浄化作用だけでは間に合わなくなってしまいました。
そこで浄水場では、活性炭の量を増やし、さらに強い塩素処理を行うことで対応しています。この「強い塩素処理」の問題点が、最近取り沙汰されるようになってきました。
そもそも塩素処理とは、河川の水を処理して水道水にするときに、塩素ガスを吹き込んで有害物などを取り除く処理のこと。水道水をきれいにするための処理なのですが、反面、かなりの発ガン性物質ができてしまうことが最近になって分かってきたのです。
特にひどい汚染の原水を処理した場合には、発ガン性物質(有機塩素化合物 約15種類)が発生してしまいます。このような危険をはらんだ強い塩素処理があっても、浄水場では赤痢、チフスなどへの対策として、消毒用の塩素処理をしなければならないのが現状です。 |
「浄水器」を通した水道水、ご家庭でも使われているところが多いと思います。事実、ある程度の残留塩素やカビ臭といったものを取り除いてはくれますが、基本的に水道水の塩素(カルキ)を除去することを目的に開発されているのでトリハロメタンをはじめとする有機塩素化合物や赤錆などに対応している機器は少なく、特にまだ数多くある鉛管から溶け出した鉛除去のついた浄水器はほとんどありません。
高額な優れていると言われている機器でもカートリッジを定期的に交換しないと逆に雑菌が繁殖してしまいます。
実際には上記のような問題を解決できる浄水器も販売されておりますが、、結構なお値段にびっくりすると思います。なお、耐用年数5年〜7年も考慮しますと、購入金額だけでなく、定期的にカートリッジの交換費用もかかりますので、トータルコストを考えますとかなりの出費を余儀なくされます。
初期投資が高額で、ランニングコスト(カートリッジの交換)もかかり、かなり高くつくのが現状です。 |